金鋒先生一代記
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だんだんと乳酸菌の理解者が増えていきました
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豚の実験で得た成果はすばらしいものでした。病気が治り、悪臭もしなくなったのです。さらに、それまで人が近づくと、騒々しく暴れていた豚が、おとなしくなったのです。
乳酸菌は、病気だけでなく、イライラやストレスなども抑えてくれるかもしれない。
金先生は、行動学も視野に入れて乳酸菌の研究を進めるようになりました。
しかし当時、そんな研究をしている人はいないし、講演しても誰も信じてくれませんでした。十分な研究費もありません。
自ら研究費を捻出するために、数多くの人たちに会い、講演もしました。
もちろん研究も進め、内モンゴルで、すばらしい結果を出す新しい乳酸菌、NS乳酸菌も採取することができました。
「私の病気を治してくれたら研究費を出しましょう」という方もあらわれ、NS乳酸菌を提供したところ、徐々に改善、信頼を得ることができました。少しずつ研究資金も集まるようになってきたのです。