金鋒先生一代記
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金鋒博士が生まれたころの中国
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今回から始まった「金鋒先生一代記」。NS乳酸菌の生みの親、金鋒博士はどのように歩んで来られたのかを紐解いていきます!
金鋒博士は、1956年、中国内モンゴル自治区、フフホト市で生まれました。
その頃、中国はどのような状況だったのでしょうか?
日本がポツダム宣言を受け入れ、大きな戦争が終わったのが1945年です。
1949年に中国共産党主席、毛沢東氏が天安門広場で建国宣言を行ったのが1949年10月のことでした。
その後1960年代、中国では文化大革命という大きな運動が全土をおおいます。
金鋒博士も、幼少期、文化大革命に翻弄されたひとりでした。
……その話しをする前に金鋒博士のお父さまの話しをしましょう。
金鋒博士のお父さまは、1930年代、日本に留学していました。
しかし留学中に日中戦争が勃発。中国国籍のため、数多くの虐めを受け、余儀なく帰国することになってしまいました。
戦争が終わり、平和な時代が訪れると、金鋒博士のお父さまは、再度訪日。日本で新聞記者として活躍していました。
そして、金鋒博士が生まれ、文化大革命の時代に突入していきます。