内モンゴルとの絆
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8月は戦争のことを考えさせられます
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8月15日は終戦の日。そろそろ戦争が終わって80年近く、世の中、当時の記憶が薄れてきているようにも感じますが、テレビなどでは終戦にまつわる番組があり、この日ばかりは、戦争をしていた時代のことを考えさせられます。
写真は、内モンゴルツアーで、中国とロシアの国境の街、満州里に行く途中に寄ったノモンハンで撮ったものです。草原のなかに、兵器が残されていました。これはかつての戦争の跡とのこと。ここノモンハンでは、1930年代、日本軍・満州国軍、ソ連軍・モンゴル人民共和国軍が衝突、1939年、国境紛争に発展したそうです。
広い大草原のなかに残された兵器を目前にしても、こんな場所で、戦争をしていたなどとは想像することもできませんでした。
薄れていく戦争の記憶とともに、戦争すること自体を忘れ去り、人と人とのつながり、絆を大切に、仲良くしていくことはできないものかと考えてしまいます。