内モンゴルとの絆

 
子供たちが減っている
 
子供たちが減っている
私が住んでいる千葉県の館山市。中心部からちょっとはずれたところなのですが、この地域にある小学校、全校生徒が30名いません。来年入学予定の子供は、3名とのこと。この小学校の存続が話題になっています。
この小学校を地域で支えようと、数年来、周囲に住んでいる大人たちが運動会に参加したり、文集に寄稿したりしてきました。
この状態を続けていてよいのか、いっそのこと廃校にして、ちょっと離れた小学校に通わせるか……。
この地域にお住まいになっている方々は、ほとんどが70歳以上。そのご子息、ご家族は、都市で暮らしています。小学校だけでなく、土地も荒れ始めているように思います。
「小学校を存続させるためには、子供たちを増やさなければ」ということで、空き家を活用して、子育て世代の移住を呼びかけよう、という動きもあります。
離れていく人たちがいれば、新しくやってくる人たちもいます。そのような動きに期待したいところです。
ところで私たちが緑化の支援をしている内モンゴル・ダラス村。視察に行くと、よく、小さなお子さまをお見かけするので、それほど過疎化が進んでいないように感じます。
いや、もしかしたら時間の問題なのかも……。
いずれにしても、地域の環境を保全するためにも、みんなで知恵を出し合い、助け合わなければならないのだと感じています。