内モンゴルとの絆

 
チンギス・カン? チンギス・ハーン?
 
チンギス・カン? チンギス・ハーン?
先日、本屋に行ったら、北方謙三さんの「チンギス紀」の第8巻、「杳冥(ようめい)」が発行されていました。8巻目になって、テムジン(チンギス・カン)はモンゴル族を統一、発展を続けるところが描かれています。
チンギス・カンをテーマにした小説は、「蒼き狼」(著:井上靖)や「地果て尽きるまで 小説チンギス汗」(著:森村誠一)、「チンギス・ハーンの一族」(著:陳舜臣)、「世界を創った男 チンギス・ハン 」(著:堺屋太一)など、いろいろな方が題材としています。それほど魅力的な人物だと言えるでしょう。
さて、チンギス・カンをカタカナで表記する際、「カン」とすることもありますし、「カーン」や「ハーン」、「ハン」と表記することもあります。どれが正しいのか調べてみたところ、王や族長を表すモンゴル語の発音が「カ」と「ハ」の間の発音で、時代によって「カ」に近かったり「ハ」に近かったりするとのこと。現在、歴史学上は「チンギス・カン」と称するとなっているようです。
しかし、モンゴルでは信仰の対象として「チンギス・ハーン」と呼ぶこともあるようで、モンゴルの方と話しているとき、「チンギス・カン」と言うと「チンギス・ハーン」だと直される場合もあるようです。
さらに日本の学校教育では「チンギス・ハン」とされていることもあるようです。
他国の名前を日本語で表記するのはむずかしいことがわかります。