内モンゴルとの絆

 
反日デモがあった2012年
 
反日デモがあった2012年
中国各地で反日デモがあった2012年、内モンゴルへのツアーはやむなく中止になりましたが、ひとり、現地の視察に行きました。
日本で見た報道では、日系企業の工場や日系自動車会社の販売店などが徹底的に破壊されたり、放火されたとのこと。
視察中、日本人、ひとりで大丈夫だろうかと、内心、びくびくしていました。通遼市のホテルで聞くと「昨日、通遼市内でもデモがあった」とのこと。
翌日、植林地に行く車の中で運転手に「自分は日本人だけれど大丈夫か」と聞くと、その方は、ニヤッとして、「大丈夫だ。心配することはない」と言ってくれたのですが、それでも安心できず、ドキドキしながら植林地へ。
現地で植林をしていただいているご家族を訪ねたところ、皆さん満面の笑みでお出迎え。そのご家族の家で昼食をご馳走になっているとき、近くを通りがかった現地の方が入ってきて、何やら話しはじめたかと思うと馬頭琴を弾き始めました。すると通訳の方、「彼はさっき『日本からよく来た。モンゴルではお客さんが来ると歌とお酒でもてなすんだ。オレの歌も聞いていけ』と言っていました」と。
びくびくしていたのは自分だけで、これも長年支援を続けてきた成果なのだと胸をなでおろし、無事、視察をすることができました。