内モンゴルとの絆

 
不便だったこともいい思い出に
 
不便だったこともいい思い出に
最近は内モンゴルも著しく発展し、旅行していても言葉が通じない以外は、それほど不便を感じることが少なくなりました。
20年ほど前、内モンゴルに行き始めたころは、なかなか口に合わない食事、ホテルの状況、移動する際など、事あるごとに困難やトラブルが起こっていました。
毎回のように出る羊肉の塩茹でや野菜炒めなど、口に合わず、内モンゴルに滞在していた数日間で体重が2〜3キロ減ったとか、日本から持ち込んだふりかけや梅干しで白いご飯を食べるだけの食事をしている方、お腹の調子を悪くして病院に行ったなど、つらい思いをした人もいらっしゃいました。
ホテルで、思うようにシャワーが使えず、浴びようと思ったら水が出てきたこともありました。
内モンゴルに行ったことがある人がそういう話しをするものですから、ツアーにはじめて参加する方は、日本からいろいろなものを持ち込み、また、それが原因でトラブルが起こるなどということもありました。
水が合わないと困ると、日本から2リットルの水のペットボトルを10本ぐらい大きなトランクに入れてきた方。そのトランク、持ってみると、とんでもない重さです。日本から中国に入る飛行機は国際線の大きい旅客機ですから重量超過分をお支払いすれば持ち込めますが、中国の都市から内モンゴルへ行く飛行機は小さく、「この荷物は飛行機に乗せられない」と断られてしまいました。
いまでは水のペットボトルも手に入れやすいし、ホテルも快適、食事もおいしく、かつての不便さが懐かしい思い出となっています。