内モンゴルとの絆

 
中国・内モンゴルと日本の交流
 
中国・内モンゴルと日本の交流
今回、内モンゴルに行った際、現地、通遼市に住んでいる方に、いろいろ案内していただき、とても助かりました。
その方は、現在、通遼市の郊外で養鶏場を営んでいるとのことでしたが、10年ほど前は岡山の大学に通い、卒業後も岡山の会社に就職、数年して内モンゴルに帰国したそうです。
「久しぶりに日本語をしゃべれてうれしいです。あまりに久しぶりだから忘れている言葉もいっぱいありますね」と言っていました。
かつて、彼が日本に行くことになったとき、お父さんが忠告したそうです。
「日本の人はとても恐ろしいと聞いている。すぐにライフルを構えて撃ってくるらしい。お前も気をつけなさい」と。
「それは怖いと思ったのですが、実際に行ってみると全然違いますよね。みんな親切だし、街はとてもきれい。食べ物もおいしい。日本のビールは本当においしいですね。仕事していたときは夜になると毎日のように飲んでいました」と、話してくれました。
いま日本人に、彼のお父さんの話しをしても、そんなことあるわけがないとすぐに否定できますが、逆に、日本から見た中国はどうでしょうか。数年前、中国各地で反日デモが盛んだったこともありました。きっと中国の人たちは日本人が大嫌いで、何を考えているかわからない、という意見があるかもしれません。しかし実際に現地に行ってみると、皆さん、笑顔のすてきな方々ばかり。お互い気さくにお酒を酌み交わすこともあります。
実際にお会いしてみないとわからないことはたくさんあります。交流することでお互いを理解し合い、協力体制が生まれ、そこからさらに新しいものが生まれてくる。私たちアルタイ/ジェルメロードが毎年のように現地に視察に行くことも、緑化支援だけではなく、新しい何かが生まれる可能性を大いに秘めているかもしれません。