内モンゴルとの絆

 
中国の高鉄
 
中国の高鉄
今回の内モンゴルツアーでは、北京に到着後、早めの夕食をいただき、夕方、列車に乗り込み、夜行列車で通遼市に向かいました。到着は翌朝7時。約13時間の列車旅です。日本では夜行列車はどんどん廃止されているので、ゆっくり汽車に揺られる旅というのはとても懐かしく旅愁を感じられるものです。
朝、通遼市に到着すると、駅舎は巨大で近代的な建物に建て替えられていました。
「大きな駅ですね。最近建て替えたんですか?」と、現地の方にお伺いしたところ、「はい、もうすぐ、『高鉄』が通るようになるんです。そのために駅舎も新しくなりました」との答え。いつもは北京北駅から出発していた列車が、今回は昌平北駅という、市内からちょっと離れた駅から出発したのも、「高鉄」用に北京北駅が改築されているためだったのでしょう。「高鉄」とは高速鉄道の略。日本の新幹線のようなものです。中国では現在、高速鉄道網がどんどん広がり、2020年までに1万8600マイルにまで拡大する予定とのこと。世界最長の距離数です。現在、高速鉄道距離・第2位のスペインの総距離数が1926マイルという長さと比べると、そのとてつもない長さがわかると思います。
北京ー通遼間の高速鉄道は、2019年の開通を目指し、着々と工事が進んでいるようですが、最近の新聞報道に、工事が順調に進み、今年、9月30日に開通する予定だ、という報道がありました。 「高鉄」が開通すると北京ー通遼間は約3時間で移動できるようになるとのこと。もしかすると、夜行列車で移動できるのは今回が最後だったかもしれません。そう考えると、夜行列車の旅をもっと満喫すべきだったと後悔してしまいます。