内モンゴルとの絆

 
ゲルに泊まる
 
ゲルに泊まる
内モンゴルへの視察ツアーでは、以前、よくゲルに泊まることがありました。ゲルは、中国語でパオと呼ぶ、移動式のモンゴルの住居です。
床を敷き、蛇腹式の壁で周囲を囲み、天井の骨組みをのせて、その上からフェルトなどで覆ってあります。かつてはこの移動式の住居で、草原を移動していたそうです。
内モンゴルでは、すでにゲルで生活する人はほとんどいなくなってしまったようですが、各地に、ゲルに宿泊できるテント村のような施設があります。果てしなく広がる草原のなかに、宿泊できるゲルがいくつも建てられ、ここでは昔ながらのモンゴルの方々の生活が体験できるようになっています。歌を歌い、羊肉をいただき、白酒を飲み、なかには、弓討ちや乗馬が体験できるようになっているところもあります。草原のなかでの宿泊は、天気がよければ、満天の星が輝き、開放感が満喫できます。
テント村に建てられているゲルには、冷暖房施設も設置され、カラオケがあるところもあり、テント生活とはいっても快適そのもの。いま、日本でも流行っているグランピングのようなものなのかもしれません。最近は、この観光施設を利用する中国人も増えているそうです。ゲルに泊まることで、モンゴルの人たちの生活を垣間見ることができます。