内モンゴルとの絆

 
なぜ沙漠が広がっているのでしょう
 
なぜ沙漠が広がっているのでしょう
内モンゴルに沙漠が広がっているのは、気候の変化によることもあるのですが、ほかにも原因があります。
ひとつは過放牧。
馬や牛は、草を食べても、根こそぎは食べません。しかし羊は、根こそぎ草を食べてしまいます。同じ場所で一定以上の羊を飼ってしまうと、草がなくなってしまうのです。
それと森林の伐採です。
近年、道路や鉄道、数多くの建造物を作るために、多くの人たちが内モンゴルに入ってきました。
エネルギーを得るため、生活をするために森林を伐採、火力として使用しました。木々がなくなり、草がなくなり、乾燥した気候が土を乾かし、風に吹かれて飛んでいく。そうして沙漠が広がっていったのです。
かつてモンゴルの人たちは、季節ごとに移動する生活をしていました。
そうすることによって、羊が草を食べつくしてしまうことも防ぐことができました。
そして、家畜の糞を乾燥させたものを燃料として使っていました。モンゴルの大地が一面緑の草原だったころの話しです。
人々の生活の変化が、沙漠が広がる原因になったとも言えます。
アルタイ/ジェルメロードの緑化支援活動は、木を植えるだけでなく、保護地に家畜が入らないようにするための柵、植林した木々に水をあげるための井戸などの設備を作ることから始め、現地のご家族に木の世話をしていただきました。
モンゴルに緑の草原を蘇らせるため、この20年近く、支援を続けてきました。